楽しい相撲観戦のための番付、土俵入り、決まり手の基礎知識!

 

 

さて、このブログでは大相撲の力士紹介のページも主日していますが、今回は、国技館で観戦する人はもちろんテレビでも楽しむことができる相撲観戦のポイントをご案内します。勝ち負けだけでなく相撲の決まり手や力士の振る舞いの意味を知っていれば、相撲観戦がより楽しくなるのではないでしょうか。

 

力士のランキング表“番付”を知ろう!

大相撲にはランキングを表す「番付」というものがあり「一枚違えば家来同然」や「一段違えば虫けら同然」などいう言葉があるくらい絶対的な上下関係があります。総勢およそ600名にもおよぶ力士達が、少しでも自分の番付を上げるために競い合い、番付表は出世すればするほど文字も太く大きくなっていくのです。

【横綱】

全力士のトップに君臨する最高の位で月給は282万円になります。横綱は休場しても番付が下がりませんが成績不振が続いたら引退するしか道がないという負けられないものがあります。

【大関】

横綱の次の位で月給は234万円になります。2場所連続で負け越せば関脇に落ちますが次の場所で10勝以上すれば大関に返り咲くことができます。

【関脇・小結】

大関も含め三役と呼ばれていて、関脇と小結の月給は169万円になります。「3場所連続で関脇と小結の地位を継続しその通算勝ち星が33勝以上」というのが大関昇進の目安と言われていますが明確な基準はないようです。

【前頭(平幕)】

横綱と三役を除く序ノ口以上の力士は「前頭」と呼ばれていて、月給は130万円になります。番付表の最も上の段に書かれた力士までを「幕内」と呼び定員は42人となります。

【十両】

番付上の正式な名称は「十枚目」といい月給は103万円になります。十両以上の力士は関取と呼ばれ、大銀杏を結い化粧まわしを締めて土俵入りも行います。付け人もつけることができます。

【幕下】

幕内のすぐ下という意味で、月給制ではなく2ヶ月に1度約15万円の手当が支給されます。関取の付け人もします。幕下15枚目以上になれば「幕下上位」で本場所で配布される取組表に名前が載ります。

【三段目・序二段・序ノ口】

三段目は番付表の三段目で雪駄を履いて羽織を着ることができます。序二段は番付表の下から二段目で序ノ口から番付表に四股名が載ります。

 

十両だと、まだまだ上はあるな~という感じなのですが、それでもけっこうな高給取りです!

幕下、三段目、序二段、序の口の力士は早く十両になりたいでしょうね~(笑)。

すいません、お金のことだけじゃなく・・・(汗)。

 

豪華な化粧まわしにも注目して幕内土俵入りを見よう!

テレビの大相撲の中継は午後3時過ぎからの放送になりますが、本場所中は午前8時に開場して8時35分頃には序ノ口から幕下までの取組がスタートします。ちなみに13日目以降は午前10時頃からです。まだ人気の少ない館内で初々し若い力士達を見守るように観戦する相撲女子もいます。

 

観戦する人は3時40分頃からスタートする幕内力士の土俵入りに合わせて遅くとも3時には館内に入るのをおすすめします。まず会場に到着したら、売店で名物グルメやお酒を買ってからマス席に座りましょう。おつまみを用意したりカメラやオペラグラスの準備もして万全の態勢で幕内力士の土俵入りを待つといいですね。

 

時間になると花道から豪華な化粧まわしを締めた幕内力士たちが登場して土俵を一周しますので、会場の雰囲気が一気に華やかになります。そのときに要注目なのが化粧まわしです。母校や後援会、タニマチと言われる、ひいきにしてくれるお客さんまたは後援してくれる人や無償スポンサーからのプレゼントがほとんどで、生まれ故郷に関連したキャラや力士への思いを込めた絵柄などが刺繍されていることが多いようです。それぞれの化粧まわしのデザインの意味を知れば土俵入りがもっと楽しめるでしょう。

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ヨイショ!”のかけ声で賑やかに!横綱の土俵入り

幕内土俵入りが終わると、いよいよ横綱の土俵入りです。右手に太刀持ち左手に露払いと呼ばれている力士を従えて横綱が登場します。化粧まわしの上に締めている綱には不知火型と雲竜型の2つがあって綱の締め方やせり上がり方が異なります。

 

いずれの型も横綱は拍手を打ち、右足を2回そして左足を1回上げる四股を踏んでせり上がった後に再び四股を踏みます。そのタイミングに合わせてお客さん達から「ヨイショ!」というかけ声が飛ぶので楽しく賑やかな雰囲気になります。誰でも簡単にできることなので思い切ってかけ声をしてみたらいかがでしょうか。

 

相撲の決まり手は全部で82手、基本技は7手

江戸時代には数え切れないほどあった技が整理されて現在の相撲の決まり手は82手あります。

 

各力士それぞれに得意技があって対戦の相手にどう得意の組み手に持っていくのか攻め方も注目したいところです。実際に使われる決まり手はごく少数ですので、主な技だけ覚えれば間合いの駆け引きも見えてきて、手足の位置などで先の展開を予測するという楽しみ方もできます。こちらではよく使われる7つの基本技を説明します。

【寄り切り】

相手と組んだ体制で体を密着させて前または横ににじり寄って土俵の外に出します。

まわしを持っているので「押し出し」とは違い、一番多く使われる決まり手です。

【寄り倒し】

相手と組んだ体制で体を密着させてそのまま相手に体を預けて倒します。

まわしに手をかけたまま倒すので「押し倒し」とは違います。

【押し出し】

両手または片手を相手の脇の下や胸に押し当てて、土俵の外に出す技です。

相撲の中ですべての基本となる技になります。近頃の決まり手の約半分は寄り切りと押し出しで占めています。

【押し倒し】

土俵の内外を問わず手で相手の体を倒して倒す技で、相手が倒れることなく土俵の外に出た場合は「押し出し」になります。

【突き出し】

相手の胸や肩などを手のひらで強く突っ張り土俵の外へ出す技で、手の力に加えさらに鋭い出足が必要な技となります。

【突き倒し】

土俵の内外を問わず相手の胸や肩などを手のひらで強く突っ張り倒します。

相手が倒れることなく土俵の外に出た場合は「突き出し」になります。

【浴びせ倒し】

相手が体を反らせたり腰がくだけて体制が低くなった時に自分の全体重を相手にのしかかるように預けて潰すように倒します。

 

 

日本相撲協会の公式HPには決まり手の82手すべてが掲載されていますので、観戦中に気になる決まり手があったらチェックして、相撲観戦を満喫してくださいね!

 

日本相撲協会公式サイト おしえて八十二手

 

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